こんばんはクレ馬です。
東京新聞杯の過去の傾向分析を行っていきます!
前走GⅠもしくは昇級初戦の馬に注目
前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
GⅠ | 5-3-2-16 | 19.2% | 30.8% | 38.5% |
GⅡ | 0-0-3-12 | 0% | 0% | 20.0% |
GⅢ | 1-3-4-42 | 2.0% | 8.0% | 16.0% |
オープン特別 | 0-3-1-38 | 0% | 7.1% | 9.5% |
3勝クラス | 4-1-0-8 | 30.8% | 38.5% | 38.5% |
海外G1 | 0-0-0-2 | 0% | 0% | 0% |
過去10年の臨戦過程をみてみると、前走でG1もしくは3勝クラスだった馬の3着内率が38.5%と好成績を収めている。
登録馬の中であてはまるのは
- ウインカーネリアン
- ウンブライル
- カルロヴェローチェ
- ジャスティンカフェ
- セッタレダスト(3勝クラス)
- マスクトディーヴァ
- ラヴェル
の7頭で、セッタレダストを除く6頭が前走G1組だ。
前走G1組のなかでも距離短縮組に注目で、前走が2000m以上のG1だった馬は3-3-1-5と過半数が馬券になっている。
該当馬は
- マスクトディーヴァ
- ラヴェル
の2頭。
特にマスクトディーヴァは人気が予想されるが馬券になる確率は高そうだ。
また前走が3勝クラスだった馬の中でも特にに注目したいのが、2勝クラスと3勝クラスを連勝して臨んできた馬だ。
この条件に当てはまると、4-0-0-1と驚異の勝率80%となっている。
しかし、残念ながら今年は該当馬なしとなってしまった。
来年以降も要注意のデータとして覚えておこう。
一方でオープンクラス(リステッドを含む)の馬は過去10年の3着内率が9.5%と低調。
今年の該当馬は
- アスクコンナモンダ
- カルリーノ
- マテンロウスカイ
- リューベック
の4頭。
この4頭は割引きが必要そうだ。
前走で大敗していた馬も軽視禁物
前走の着順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
1着 | 0-1-2-8 | 0% | 9.1% | 27.3% |
2着 | 1-2-0-8 | 9.1% | 27.3% | 27.3% |
3着 | 0-0-2-8 | 0% | 0% | 20.0% |
4着 | 0-0-1-5 | 0% | 0% | 16.7% |
5着 | 1-1-1-4 | 14.3% | 28.6% | 42.9% |
6着~9着 | 2-4-3-33 | 4.8% | 14.3% | 21.4% |
10着以下 | 2-1-1-42 | 4.3% | 6.5% | 8.7% |
傾向としては前走で大敗していた馬の巻き返しが多いレースですね。
さきほど、前走オープンクラス組の3着内率が低調と言いましたが、前走オープンクラス組のうち6着以下に限ると13頭が馬券に絡んでいます。
またG1組では2桁着順に敗れていた馬が2勝しており、前走で大敗していた馬の巻き返しも十分にあり得るレースとなっています。
今年の登録馬で前走6着以下の馬は
- ウインカーネリアン
- カルリーノ
- コナコースト
- サウンドビバーチェ
- サクラトゥジュール
- ダノンタッチダウン
- ドルチェモア
- ホウオウビスケッツ
- ラヴェル
- リューベック
- ルージュリナージュ
の11頭が該当する。
さらに、この中で前走がオープンクラス(リステッドを含む)とG1だった馬に限定すると
- ウインカーネリアン
- カルリーノ
- ラヴェル
- リューベック
の4頭のみに絞られる。
この4頭の巻き返しには注目しておきたいところだ。
牝馬が活躍
性別 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
牡・せん | 6-6-8-107 | 4.7% | 9.4% | 15.7% |
牝 | 4-4-2-11 | 19.0% | 38.1% | 47.6% |
過去10年の性別成績では牝馬が21頭出走しており、10頭が馬券に絡んでいます。
ちなみに昨年はナミュールとプレサージュリフトの2頭が馬券に絡んでいました。
今年の該当馬は
- アヴェラーレ
- ウンブライル
- コナコースト
- サウンドビバーチェ
- マスクトディーヴァ
- ライトクオンタム
- ラヴェル
- ルージュリナージュ
の8頭です。
そして、牝馬のなかでも前走G1組は特に注目が必要で、3着内率は77.8%とほぼ馬券に絡むと言っていいでしょう。
今年の該当馬は
- ウンブライル
- マスクトディーヴァ
- ラヴェル
の3頭です。
また、牝馬とは対象的に牡馬・セン馬で前走がG1だった馬は3着内率が17.6%と割引きが必要です。
今年の該当馬は
- ウインカーネリアン
- カルロヴェローチェ
- ジャスティンカフェ
の3頭です。
前走マイルチャンピオンシップで3着で去年の東京新聞杯で1人気に指示されたジャスティンカフェが該当しているのが気になりますね。
前年以降のマイル実績をチェック
年度 | 優勝馬 | 前年以降の芝1600mでのGⅠ連対または連勝実績 | 前年以降の芝1600mでの3着内率(出走数) |
---|---|---|---|
2018年 | リスグラシュー | 桜花賞2着 | 100%(2戦) |
2019年 | インディチャンプ | 有松特別(2勝クラス)→元町S(3勝クラス) | 80.0%(5戦) |
2020年 | プリモシーン | ヴィクトリアマイル2着 | 75.0%(4戦) |
2021年 | カラテ | 2勝クラス→若潮S(3勝クラス) | 60.0%(5戦) |
2022年 | イルーシヴパンサー | 1勝クラス→鷹巣山特別(2勝クラス) | 100%(2戦) |
2023年 | ウインカーネリアン | 谷川岳S→米子S→関屋記念 | 60.0%(5戦) |
勝ち馬の傾向としては、1年以内の1600mのレースで好走しているケースが目立ちました。
まあ1600mの重賞ですし当たり前と言えば当たり前なんですが。
1年以内の1600mのレースでどんな成績を収めていた馬が好走するかというと
- 1年以内に1600mで連勝経験がある
- 1年以内に1600mのGⅠで連対したことがある
- 1年以内の1600mでの3着内率が60%以上
となっている。
それでは、それぞれの条件にあてはまる馬を挙げていきます。
1年以内に1600mで連勝経験がある馬
- アスクコンナモンダ
- ドゥードシボン
の2頭。
ちなみに昨年の優勝馬ウインカーネリアンもこの条件に当てはまっていた。
1年以内に1600mのGⅠで連対したことがある
- ウンブライル
- コナコースト
の2頭。
ウンブライルは前走G1組と牝馬の好データにもあてはまるため注目が必要そうです。
1年以内の1600mでの3着内率が60%以上
- アスクコンナモンダ
- ドゥードシボン
- ウンブライル
- コナコースト
- ジャスティンカフェ
- マテンロウスカイ
の6頭。
なかでも1600mでの連勝経験があるにも当てはまる
- アスクコンナモンダ
- ドゥードシボン
の2頭と、1年以内に1600mのGⅠで連対したことがあるにも当てはまる
- ウンブライル
- コナコースト
の計4頭は特に注目が必要だ。
まとめ
過去の傾向をまとめると
- 前走G1、もしくは3勝クラス
- 前走6着以下からの巻き返しに注意(特に前走G1組)
- 牝馬が馬券に絡むことが多い
- 1年以内の1600mでの戦績に注目
となりました。
人気が予想されますが、データ的には前走G1かつ牝馬であるマスクトディーヴァが推せるかなと思いますね。
穴っぽいところだと、こちらも前走G1組かつ牝馬で、さらに1600mのG1で連対実績のあるウンブライルでしょうか。
一方で去年の勝ち馬ウインカーネリアンと去年の1人気で前走マイルCS3着のジャスティンカフェはこれといった買い材料が見つかりませんでした。
果たして結果はいかに。
週末までじっくり検討してみたいと思います!
それではまた週末にお会いしましょう。
クレ馬でした!